フランス出身のピエール・ジャン・モノワイエが当主。Casa Raiaの畑はモンタルチーノ村のすぐ西にあり、そこは標高が365メートルと高く、外界を見下ろすような位置にあります。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生みの親であり、伝説的名声を確立したビオンディ・サンティがかつて所有していた痩せた土地です。ガレストロ主体に石灰の礫も混じる、典型的な“岩”系ブルネッロ・ディ・モンタルチーノになります。岩のワインらしく芯の確かさ、ミネラル感の強さは顕著ながら、その周りを覆う質感は流麗で、タンニンが細かく、香りにはクリーンな華やぎがあって、現代の高級ワインに求められる特質を備えています。
サンジョヴェーゼ
ブルネーロ・ディ・モンタルチーノDOCG
-畑の場所:モンタルチーノ西側、標高365m 植樹:1975年
- 熟成:10ヘクトリットルの木樽で4年間
- 瓶熟成:13年間以上
トスカーナ